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恩納村より、3年分の贈りもの

沖縄県の恩納村にある、全校生徒14名が学ぶ、喜瀬武原(きせんばる)中学校さまから、一通の封筒が届きました。
封筒の消印は3月11日。
中にはお手紙、新聞記事とともに、20枚の図書カードが。

2011年の3月より、卒業の準備をしていた当時の3年生が「被災地のために何か役に立ちたい」という思いから先生と相談し、書いた作文を新聞に投稿し、掲載された際に届く図書カードを届けよう、という事になったそうです。
その後3年生が卒業した後も後輩が意志を受け継ぎ、積極的に投稿をしてくれていました。投稿数は60回を超え、うち20回が掲載されました。

そして3年間継続し、集めてくれたその20枚の図書カードを私たちに託してくれました。
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図書カード自体ありがたいものですが、
3年が過ぎ、少しずつ人の記憶から薄れゆくものがある中で、
遠い場所から、継続して東北を思い続けてくれている、、
その姿と行動が何よりも嬉しく思います。

もうすぐ、入学のシーズンになります。
頂いた図書カードで、新一年生に読んでもらいたい本を購入し、石巻や山元のとしょかんに設置させて頂きます。

心があたたかくなるプレゼント、本当に感謝です。

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