多くの方に支援を頂きながら、年末まで支援を続けることができました。
今回が今年最後の支援となります。
東北はすでに厳しい寒さです。
福島北部はチェーン規制となっています。
今回は塩釜市の仮設住宅の集会所へ図書コーナーの設置を
させていただくことに。
本来は、東松島や石巻のような図書館を設置したかったのですが、
設置予定の集会所は現在、社会福祉協議会のサポートセンターとして
活用されているため、スペースに余裕がありません。
ですので今回は簡単な図書コーナーを設置させていただきました。
限られたスペースですので、
ご要望の多い料理や手芸、趣味の本など
専門書を多く準備させていただきました。
今回の設置に際しては、
地元ボランティ団体である
「塩釜市市民ボランティア希望」様にご尽力をいただきました。
本当にありがとうございました。
「みんなのとしょかん」プロジェクトをはじめて、
本当に多くの方のご支援を頂きながら、
支援を継続することができました。
東松島市では、新聞の記者さんが取材に来ていました。
先日、みんなのとしょかんの記事を掲載していただきましたが、
その検証の記事を書いてきていただけるようです。
支援が形になり、地域の自立のお手伝いが
少しずつできるようになりました。
来年以降も無理なく、継続して支援を
行っていきたいと思います。
いつもご支援、ご協力、本当にありがとうございます。
今年も間もなく終わろうとしています。
そんな中でも、支援を継続して頂ける方が多くいらっしゃいます。
本当にありがとうございます。
〇活動資金の支援を頂きました。
キリヤマタエコさま
6月から毎月、支援を頂いています。
支援は、継続というものが一番難しい中で、
半年以上にわたり支援を頂いている事に心から感謝します。
〇図書カードの支援ならびに書籍の支援を頂きました。
川越市 宮崎悦子さま
ご支援に心から感謝申し上げます。
〇書籍のご支援を頂きました。
NPO法人 Ocean Lovers
Naoko Funakoshi さま
海に生きる生き物たちの姿を収めた写真集の新刊を
50冊もご支援いただきました!
先日石巻と東松島、亘理町へお届けさせて頂きました。
津波があっても、海が好きなことには変わらない地域の方々。
大変好評を頂きました!
子どもたちへのクリスマスプレゼントしても活用させて
いただきました。
株式会社ヴィレッジブックスさま
訳者 林啓恵さま より
「赤毛のアン」新刊を頂きました!
すべて、栞を作成して頂きセットにして送って頂きました。
また訳者である、林さまからもメールをいただきました。
「赤毛のアン」は東松島と亘理町でリクエストがありましたので、
早速お届けさせて頂きます。
また、
さいたま市 生藤 円さまより
まんが「世界の歴史1~15巻」
を頂きました。
何度もご確認いただき、丁寧な対応をして頂きました。
ご支援を頂きました皆さま
本当にありがとうございます。
また、今も多くの方、団体さまより
「本を支援したい」
「活動を支援したい」
との言葉を今も多くいただいております。
お返事が遅くなってしまったり、
届けて頂いたにもかかわらずご紹介が漏れてしまったり、
何かとご迷惑をお掛けする事があるかもしれません。
そんな中でも多くの方のご協力を頂けること、
本当に感謝申し上げます。
時間はかかるかもしれませんが、
必ずお返事はさせていただきます。
石巻市のトゥモロービジネスタウンに設置した、
図書館の利用ノート。
開設して1カ月。
間もなく1冊目が終わるペースです。
地域の方に親しまれる場所になってくれています。
本当に有り難いことです。
明日は、塩竈にお伺いし、若干の書籍支援と、
各地のヒアリングを行います。
9か月以上が経過した、冬の東北ですが、
いまだに撤去出来ない家屋も多く、
何とも言えない気持ちになる事もあります。
数は減っても、今も多くのボランティアさんが、
被災地に継続して入りながら、活動を続けています。
私も多くのボランティアさんと連携を取りながら、
何より被災地に今も心を寄せていただいている皆さまの気持ちを
頂きながら、
無理なく、継続した支援を行いたいと思います。
ありがとうございます。
震災が起こってから、
石巻市、東松島市、亘理町、大船渡市など、
皆さまの支援を集め、
これまでにいくつかの図書館を設置させて頂きました。
多くの方の支援を頂き、何とか形にできる、
それは大変尊く、何よりありがたい事です。
そして、多くの方が図書館を利用して頂ける姿を見る事が出来ると、
設置させていただけた事を素直に喜びます。
しかし、設置をすればするほど、
色々な声に出くわす事になります。
「何でこの集会所なの?」
「うちの集会所には設置してくれないの?」
「ここよりもうちの方が大変なんだよ…」
ある意味においてこの言葉は本当の事かもしれません。
実際はそうでないかも知れません。
しかしそれを測る事すら出来ません。
それが現実です。
東松島市のグリーンタウンやもとの第一集会所。
もうすぐ行われるクリスマスパーティーに向け、
地域の方が自主的に集まり、手作りの飾り付けを作成しています。
ここはほぼ毎日こんな感じです。
自治組織の予算もゼロなので、地域の方が東北の寒空の中、
自ら廃品回収などを行い、運営費をねん出するようにしています。
経済状況も厳しく、就業率もかなり厳しい状況の中、支援に頼らず、
何とか自分たちの力で頑張ろうとする、
その姿は心から尊敬に値するものです。
一方、この区画の隣にある第2集会所は、
施錠され、必要な時以外、誰も利用していません、、、
その距離は100mもありません。
一区画変わることで、地域の環境は変化してしまいます。
こういった風景は何もここに限った事ではなく、
いたるところで垣間見れる風景です。
全ての人に支援をしたい、と思っても
あまりにも広い被災地。
それは到底無理な事です。
その中で私たちは限られたエリアに限られた支援をする。
それしかできません。
しかし限られた支援をする、という事は
支援をされる人とされない人の境目を生む事でもあります。
支援をされない人の気持ちを測る事は出来ません。
今はもう年末。
震災から9カ月以上が経過し、
人の意識からも、ニュースなどからも、
少しずつ震災への興味が薄れてきます。
それはとても自然な事であり、むしろ次のステップに進むためには、
不可欠な事でもあります。
私にとってこの9カ月は、
人の気持ちの温かさを再認識すると同時に、
自分の非力さを痛感させられました。
ある仮設住宅に伺って、支援をさせて頂いたとしても、
その隣にある仮設住宅には伺えません。
仮に伺えたとしても、
その隣の区画にある仮設住宅には伺えません。
正直、自分の無力さに、何回も落ち込みます。
今も変わりはありません。
全部が無理なことぐらい当然分かってはいても、
やはり、少しでもどうにかしたいと
思ってしまいます。
どうにもならない、と思ってしまえば、
私たちが今支援をしている意味も、
多くの方から支援の気持ちを頂く意味も、
全く価値が無くなってしまうような気がしてしまいます。
来るたびにその事を繰り返し考えます。
そんな事を考えながらも、これからも支援は続けたいと思います。
そしてその支援を行う事で、境目を生んでいる。
悲観的な事ではなく、そういう事実が存在する。
その事を絶対に忘れずにいたいと思います。
それは支援を続ける原動力にも繋がるからです。
そしてこれからも、その境目を埋める努力を継続して
行っていきたいと思います。
そう思えば、自己満足で終わらない支援の形に
近づけるような気がします。
私たちの支援は地域の自立を最終の目的とします。
である以上、相手の状況を把握したうえで、
必要な場所に、必要な数の支援を行う。
それがいかに難しい事だとしても、
支援をする側の責任として、しっかりと意識しなくては
いけないのでしょう。
クリスマスのイベントに際し、
本当に多くの方からご支援を頂きました!
おもちゃ、ぬいぐるみ、商品券など。。。
また、図書館に設置する綺麗な写真集を50冊もお預かりしました。
これらを車に積み込み、石巻と東松島へ。
東北道は福島からチェーン規制。
もう、東北は厳しい季節に入りました。。。
まずは石巻市のトゥモロービジネスタウンに向かいます。
今回は、以前活動資金をご支援いただいた、
両毛地域青年会議所協議会の皆さまが視察に
来ていただきました。
ここでは、集会所でみんなで遊ぶおもちゃのお届けと、
25日に行うクリスマスパーティーの演出として、
ツリーの飾り付け。
飾り付け用品は皆さんから頂いたものです。
折角ですので、視察に来た皆さんも一緒に飾り付けを
お手伝い頂きました。
お届けしたおもちゃも大変好評のようです。
遊んでいるこのおもちゃ、実は韓国のおもちゃです。
東京の展示会でサンプル用に展示したおもちゃを、
韓国のメーカーさんが被災地に送ってほしいという事で
お預かりしました。
説明書はハングルなので読めませんが、
子どもにはそんなものは必要ないようです。
その後は東松島市へ移動。
こちらは、23日に行われるクリスマスパーティーの
景品をお届けに。
ちなみに、どちらの集会所のパーティーも
予算などありません。
全てゼロから準備しています。
こちらは子ども用だけでなく、いつも頑張っている大人の方への
プレゼントも準備しました。
子どもにはワンピースの人形やぬいぐるみを、
大人には運動用品や食品等を準備しました。
とは言え種類もまちまちなので、
必要な方に、必要な数だけ、公平に行き渡る事を
考え、くじとビンゴカードを用意させて頂きました。
せっかくなので楽しみながら支援の品が活かされて
くれれば嬉しいですね。
お邪魔する度に、
それぞれの地域で頑張って、明るい表情で
生活を取り戻そうとしている方にお会いできます。
こちらが元気をもらうほどです。
それも、全ては皆さまの支援があるからだと思います。
皆さまの支援に本当に感謝申し上げます。
書籍のご支援を頂きました!
大分市 真の家庭推進協議会 三ッ池晃子さま
また、書籍だけでなく、絵の支援も頂きました。
本当にありがとうございます。
先日は、亘理町へ伺いイベント用品の支援。
会場に伺うと、早くも多くの物資が準備されていました。
現地の「亘理いちごっこ」のボランティアさんたちが一生懸命
準備をされていました。
今回のイベントは、主に家は残っているものの、
被災状況が厳しく支援が必要な方への支援イベントです。
仮設住宅ではなく、自宅で生活しながらも
仕事を失い、生活の基盤を失い、、、
支援を必要とされる方は本当に沢山いらっしゃいます。
そのようなこともあって、
当日は大盛況であったようです。
最近は、必要とされる物資の偏りがあるなど、
分配にも苦労されているようです。
ただ、あくまでも必要以上の支援はしない、という
スタンスを貫いているからこそ起こる苦労です。
まだまだ支援は必要、
でもばらまきでは、余剰も出てしまうし、
何より地域の方の意欲を下げる。
本当に微妙なバランスを取っていく事が
大切です。
その後、塩竈市へと移動し、
図書館を設置させて頂く予定の仮設住宅へ。
とは言え、常に現場の状況は変化します。
設置を予定していた集会所、今はサポートセンターの
事務局として使用されていました。
限られたスペースの為、
イベントを行う度に、机などを移動しているようです。
そのような状況なので、あくまでも小さな一角に、
図書コーナーを設ける形で調整しました。
まずは、少しでも利用して頂ける仕組み作りから
始めたいと思います。
今月中に設置します。
活動資金の支援を頂きました!
〇紙芝居一座「ポラーノ広場」さま
チャリティー紙芝居での募金をお預かりさせていただきました。
本当にありがとうございます。
商品券の支援を頂きました!
〇須永浩吉さま
クリスマスのおもちゃ支援に活用させて頂きます。
クリスマス用品の支援をいただきました!
〇米原明美さま
仮設住宅の集会所に活用させて頂きます。
書籍の支援を頂きました!
〇平塚市 ヤマワキさま
〇神戸市 石川ちすみさま
〇滋賀県 和唯児童クラブ保護者会 徳永奈美子さま
各方面からのご支援、本当にありがとうございます。
少し更新に時間がかかってしまいました。
先日、クリスマスの子どものおもちゃなどの支援、を
呼びかけたところ、
本当に多くの方よりお声掛けを頂きました。
現在、地元の玩具店の方や、PTA団体の方、
復興支援団体、さらには玩具メーカーさままで
お話を頂いております。
現在は各仮設住宅の子どもの人数や年齢層や、
どのようにして渡すか、等を話し合い、
極力支援を受ける人への気持ちの負荷が少ない、
また支援をされた人が、自分の支援の効果がわかる、
そのような支援のあり方を話し合っています。
明日は、亘理町で11日に使用する、
ポップコーンマシンと綿菓子機のレンタル支援のお届け。
その後、塩竈市へ伺い、
次回設置させて頂く図書館の打ち合わせをおこないます。
先日、毎日新聞さまが
紹介記事を掲載してくれました。
時間が経っている中で、取り組みを紹介していただけるのは、
やはり、ありがたい事です。
震災から時間が経ち、
残念ながら支援などに対して、様々な声が聞こえるようになりました。
「もう、結構支援も余っているのではないか」
「食べ物などを支援しても残してしまうのは本当?」
「もう自立していくべきではないか?」
これらの意見は、ある地域では事実です。
ただ、ある地域では事実と大きく異なります。
あれだけ、多くの地域が被災した中で、
一概に状況が同じという事はあり得ません。
ただ、人間は情報が少なくなれば、
少ない情報で、今の全てをあてはめようとしてしまうものです。
そんな中、私たちが出来る事は、
確実にその支援を必要とする地域をしっかりと割り出し、
必要とされる数と、内容をしっかり把握し、
支援をする方も、される方も
どちらにも意味のある支援にする事、
そしてその情報を主観に頼らず、あくまでも客観的な視点も
踏まえて、しっかりと発信する事だと思います。
その為にも、様々な地域の方、
様々な立場の方とお話させて頂き、
様々な準備を整えていきたいと思います。