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としょかん再建 決定しました


先日、ご支援いただいた書籍の入った箱に

上記の写真とお手紙が同封されていました。

石巻のみんなのとしょかんに立ち寄っていただいた際に、

撮っていただいたようです。

こういうの、本当にうれしいです。

流山のジージさま、いつもありがとうございます。

東松島市のひまわり集会所、

4月25日頃に再建し、引き渡しになるとのことでした。

それに伴い、「みんなのとしょかん」も、

ゴールデンウィークが始まる前に設置させていただく事にしました。

ゴールデンウィークは徐々に細くなっている支援が少しだけ、

本当に少しだけ増える傾向にあります」。

その支援をしっかりと受け入れる事ができる場所が再建できる

ことは、本当に良かった、とほっとしています。。

この日は、地元紙である河北新報さんに来ていただき、

現在のひまわりコミュニティの取り組みなどを取材していただきました。

これからの仮設住宅での自立に向けたコミュニティとして、

ある意味モデル地区になれる場所です。

だからこそ、今の時期は丁寧に一つ一つ様々なものを

積み上げて、良い形になれるお手伝いをしたいと思っています。

4月27日、

「みんなのとしょかん」

ひまわりコミュニティ館、

再建します。

多くの方のご協力で再建できることに、

心から感謝申し上げます。

支え過ぎないお手伝いを

先日は東松島市の現状調査と石巻の開成地区にお伺い。

東松島市の集会所は急ピッチで復旧が進められています。

ただ、以前の集会所の造りに若干問題があったため、

以前の状態を改善して欲しい、 との話し合いが自治会と東松島市の間で

進められています。

早めに目途が立つと良いですね。

設置時期は集会所の再建ペース次第ですが、

何とかゴールデンウィーク前には設置できれば良いなと思います。

 

その後、石巻へ移動し立町にある仮設商店街「ふれあい商店街」さんへご訪問。

図書館の近所にある商店街ですので、

街中のにぎわいの創出のため、良い連携を取っていきたいとの話をさせて頂きました。

入口の商店街の看板の横に「みんなのとしょかん」の掲示板を設置させて

頂くことになりました。

地域の方への情報提供も含めて、色々な人に「あってよかった」と思われる

図書館づくりを進めたいと思います。

 

夕方からは、石巻専修大近くの開成地区仮設住宅へお邪魔しました。

この地域で「地域の自立」を目指すことができるNPOを立ち上げたいとの

ご相談を頂きました。

被災地での自治会運営は、

経済的に苦しい状況の中、会費を払うことも厳しい方も多くいるため、

とても難しいものとなっています。

当然、ボランティアさんの支えが重要となるのですが、

ボランティアさんもいつまでもいることはできません。。。

ということもあり、この地域では少しでも早い自立を、という思いから、

NPOの設立を考えているようです。

 

とはいえ、そう簡単にはうまくいきません。

この日も意見は賛成、反対が飛び交っていました。

その最大の理由は 、

「今もボランティアさんが支えているから」です。

いつかはなくなるかもしれないが、今は支えてくれているのです。

支えが続けば、それは「当然」になり、地域の自立意欲を削ぐことにも

つながってしまいます。

 

もちろんだからと言って、いきなり支えがなくなっても

現在の状況では到底自立できる状況にはありません。

それほど、被災地の状況は厳しいのです。

 

だからこそ、

いつまでに自立を果たすのか、しっかりとした目標を立て、

支えられる側は、少しずつ自立できるように、

支える側は、その担いを少しずつ軽くするように、

進める、お互いの努力が不可欠です。

お互いがコミュニケーションを取りつつ、

お互いにとって良い方向に進められると良いですね。

 

 

 

ひまわり集会所 としょかん再建プロジェクト進捗状況 4月5日まで

今回の再建に必要な備品、資金の一覧と、

今までにお預かりしている支援金、支援お申し出内容を記載させて頂きます。

①図書館再建に必要な備品および予算

図書館用の本棚・・・6台準備 うち1台は在庫あり

            @28000×5台を新規準備

書籍・・・基本的に支援の書籍でまかないます。

     しかし、ジャンルごとに不足の書籍あり(小説、実用書、人気漫画)

     新刊、リクエスト書籍、人気書籍は購入の上お届け(予算@60,000)

管理備品・・・看板、書架、書籍用ラベル、管理ノート、筆記用具、ホワイトボード

        (予算@50,000)

管理用PC、プリンタ・・・ディスカウント品を購入@80,000

備品管理用コンテナ・・・@100,000(あくまでも倉庫として)

コンテナ陸送費・・・@70000(ユニック使用)

備品搬送車両費(トラック)・・・@28,000(燃料費@10,000、高速代片道@9,000)

総予算・・・528,000円

現在までに頂いたご支援

本棚・・・東建産業さまより支援の申し出あり、無償にて本棚支援

    (140,000円のご支援)

書籍・・・不足気味なハードカバーの小説、実用書、人気漫画等のご支援あり、

     現在までに約600冊

コンテナ・・・代表川端の会社より供出

    (100,000円の供出)

支援金・・・現在までに、支援金122,000円をお預かり致しました。

図書カード・・・22,000円分をお預かりいたしました。

ギフトカード・・・7000円分をお預かりいたしました。

支援総額・・・391,000円(備品支援、供出含む)

目標まで・・・予算、あと137,000円

       ジャンルごとの不足書籍 あと800冊

となりました。

多くの方のお力添えで、何とか先が見えて来ました。

今までにお預かりした書籍の仕分けもほぼ終わりました。

今回の支援には前回の火災で焼失した、ノートPC、エアロバイク等は含みません。

あくまでも、図書館の再建のみの支援を最優先として行う予定です。

 

ご支援いただいた方のお名前は、図書館の「ご支援者一覧」プレートに記載させて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

ひまわり集会所 としょかん再建プロジェクト進捗状況(4月2日まで)

・活動資金のご支援を頂きました。

桐山多恵子さま

中島洋一さま

ナイトウヨウコさま

足利清掃事業㈱さま

今泉和也さま

継続的なご支援、またご賛同頂いての支援、本当に有難うございます!

・図書カード、ギフトカード等の支援を頂きました。

落合克枝さま

村松慎太郎さま

長澤純子さま

山前小PTAさま

山前地区育成会連合会さま

柳田祐介さま

木村元治さま

本当に多くのご支援に心から感謝申し上げます!

・書籍のご支援を頂きました。

内田ひとみさま

千原さま

樋池朝子さま

ニーズに沿った書籍の支援、本当に有難うございます。

 

前回の東松島市の図書館の再建について、本当に多くの方より、

お問い合わせ、ご支援のお申し出を頂いております。

本当に有難うございます。

中には、支援のためのイベントを開催してくれるという方もおり、

本当に感謝の一言しかありません。。。

 

現在、東松島市の仮設集会所は急ピッチで再建が進んでおります。

今日、4月3日には自治会と東松島市との話し合いが持たれ、

今後の運営方法などの話し合いが行われるとの事です。

 

ただ、あくまでも建物の原状回復までが出来る範囲なようで、

図書館の備品はもちろん、焼失した机、いす、棚、座布団などの

多くの方がご支援して頂いた集会所内の備品は

補填されないようです。。

以前は、これほどににぎやかだった集会所も、、、

上記の状態に逆戻りという事です。

考えれば考えるほど、問題はたくさんありますが、

一つずつ、地域の皆さんと一緒に改善していきたいと思います。