活動資金のご支援を頂きました!
・本巣市お互いさま隊さま
※募金箱ごとご支援いただきました。
・松井美和さま(みんとしょサポーター)
書籍のご支援を頂きました。
糟谷みつ子さま
内堀ナナさま
松岡宏吉さま
本当にありがとうございます。
大切に活用させて頂きます。
前回の更新より期間が空いてしまいました。
すいませんでした。。。
最近は講演依頼や出張、取材依頼など、
少々忙しい時期に差し掛かりました。
また、いくつかの企業や団体さまから、
「こういう事をとしょかんで開催したいのだけど」
「どのような支援が出来るか教えてほしい」
などといった、
事業の開催支援や提案を頂く事も
多くなりました。
本当にありがたいですね。
また、講演先などで
「facebook見ています」
とか、
「ホームページ見ています」
と言って頂ける方も増えました。。
そう言われると、単純なので何となく親近感が沸きます。。
今も多くの方が
活動に興味を持って頂いていることに
心から感謝申し上げます。
この活動を行う中で、
学生さんの支援を見る機会を多く頂きます。
現在も、いくつかの学生さんたちと
活動をコラボする機会もありますが、
そのたびに感心するところがあります。
何よりも
「楽しそうに」支援を行っている、
というのが一番学ぶべきところです。
表情も豊かです。
以前の自分たちの活動は、
「どうにかしたい」という勝手な使命感というか、
思いが強くて、
たまに悲壮感すら漂う状況の時もありました。。
何より疲労度も相当なものでした。
勿論、支援活動は真摯に取り組むべきです。
しかし継続的に支援活動を行うために
一番必要なコトは
「継続できるように支援を行うこと」
です。
途中で疲れて、止めてしまっては意味がありません。
つまり、
「疲れない、継続できるスタイルの支援を行うこと」
が重要なはずです。
その中で学生さんたちの楽しそうな表情を見たとき、
本当に学ぶものがありました。。
彼らの多くは、良い意味で
そこにいる事を楽しんでいるのです。
なので素敵な活動もたくさんあります。
素敵なものもたくさんできます。
試作品なので詳細は改めて、、
でも素晴らしい取り組みです。
継続的な活動をするうえで、
彼らのマインドはとても重要です。
冷静に今の状況を見据えたうえで
計画的に行動しながらも、
気持ちは彼らのように、「楽しみをさがすつもりで」、
そんな活動を心がけたいですね。
ニュースなどでも放送されましたが、
11月17日、
石巻市の「石ノ森漫画館」が
修復工事を終え、再オープンしました。
仮面ライダーや009などがお出迎えしてくれます。
再オープンして間もない事もあって、
平日ながらも、結構人が入っていました。
この流れが続けばいいなぁ、、
周りを見渡せば、
まだ手の付けられていないところは
まだまだたくさんあります。
でも、少しでも
地域の明るい話がある事は
何より嬉しい事です。
前向きな話がもっともっと
この地域に訪れるように、
個人として出来ることは
ささやかながらも、
出来ることはしていきたいですね。
「みんなのとしょかん」では、
ボランティアさんの協力により、
定期的に書評などを掲示しています。
これ、結構大切ですよね。
本当に助かります。
本を選ぶときの参考となるものに、
・書評
・POP
・帯
などがあると思います。
私も本を選ぶ際には、
インターネットなどで、
書評やレビューを参考にしていますし、
書店での帯に書かれたメッセージも
すごく役立ちます。
影響を受けやすい私としては、
この帯にまずやられてしまいます。。
しかし、
みんなのとしょかんにある本は、
管理シールを貼る関係上、
帯は外してしまいます。
また、利用していただける方の多くは、
子どもたちとお年寄り、、
どちらかと言えば
ネット環境から離れている世代が多いのです。
つまり、書評などを目にする機会が少ない世代ともいえます。
ただ、本が並んでいるだけで
本に関する情報が無い中では、
やはり選ぶ事も難しいものです。
何らかの情報や、基準があると良いのですが、
その情報が偏り過ぎても、
やはり問題です。
以前、書店で店員さんの好みだと思うのですが、
あまりにも偏ったおすすめコーナーがあり、
ちょっと、嫌な気分になった事があります。
あくまでも自分の好みを押し付けている感があったので。。
ある程度専門的な知識を有していたり、
読書が本当に好きな方の経験に基づいた
書評でなければいけないのだなぁ、
と最近感じることもしばしば。
そう考えると難しいかもしれませんが、
「この人は本当に本が好きなのだな」
と思える方の書評は、
やはり琴線に触れるようなメッセージも多いものです。
私は文才が無く、
そういったメッセージを伝えることは出来ませんので
「この本を読んでみたい」
と思わせるような書評が書ける方を本当に尊敬します。
本にはたくさんの名著があります。
でも、その名著も手に取って頂けなければ、
手に取りたいと思って頂かなければ、
意味がありません。
そのきっかけを作ってくれる、
素晴らしいPOPを書いてくれる、
ボランティアの皆さんに心から感謝です。
出来れば、すべての「みんなのとしょかん」に
そんな書評やPOPが展示できればよいな、と思います。
活動資金のご支援を頂きました!
近藤裕子さま(みんとしょサポーター)
書籍の支援を頂きました!
津田 祐さま(老眼鏡、CDもありがとうございます)
小田純子さま
松岡宏吉さま
大切に活用させて頂きます!
最近は色々な所から
講演のご依頼を頂きます。
月に3~4回のペースですが、
各種のフォーラムから、小学校や、図書館など、、
大学院の講義や、企業の勉強会などにも呼ばれます。。
さまざまな取り組みがあるのだなぁ、と逆に感心します。
直近のところでは、
今月の24日に開催される、
「ぐんまボランティアフォーラム」での
講演依頼です。
会場は500名程度収容可能との事。
ちなみにその次の週は、
とある団体の勉強会の講師です。
こちらは約10名程度との事。
どちらもありがたい話です。
日程が重なっている、予定が合わないなどの事情がない限り、
基本的に講演の依頼は受けるようにしています。
私は栃木県民ですので、
距離的には
被災地と都心部の中間にいる事になります。
地理的な要因もあり、
双方を行き来する日々が続いていますが、
月日が経つにつれ、
都心部には被災地の情報が入りづらくなり、
結果的に被災地と都心部の
実質の距離以上に、
心理的な距離感が開いていくのが
肌身に染みてわかります。
だからと言って
無理に繋ぎとめることが良いとも限りません。
震災からある程度の期間が過ぎた
今の時期だからこそ、
いま考えるべきことは何なのか?
いまだから出来ることは何なのか?
いましか出来ないことは何なのか?
講演は、
そういった事を
直接伝えることが出来る、
本当にありがたい機会です。
被災地と都心部の、
ちょうど中間にいる人間として
双方をつなぐハブのような仕事が出来れば、、
そんなことを考えながら、
行ったり来たりの生活を送っています。
しかし、そんな私の活動に
悲鳴を上げているのは
私の愛車(プリウス)。。
間もなく購入して1年の新車、のはずですが、、
おそらく今月中に60000kmになるでしょう。
ディーラーさんに、
「もっといたわってあげてください」
と注意を受けました。。
すいません。
メンテナンスはしっかりします。
先日は石巻にある、
「みんなのとしょかん」石巻センター館を
少しだけ模様替え。
石巻センター館は
良く言えば、こじんまりとした、
普通に言って、小さい場所なので、
読書できるテーブルも1セットしか置けない状況でした。
こんな感じですね。。
とは言え、
週末ともなると、そこそこ人が入るように
なってきた事もあり、
少しでもくつろげる場所となるように、
今回は本棚を一つ小ぶりにして、
設置できる本は減るものの、
テーブルを1セット追加設置することにしました。
今までの本を取り出して、
本棚を小さなものに交換して移動。。
少しだけ広くなりました!
これで、立ち読みしている方を減らせます。。
すいませんでした。。
また近いうちに
テーブルゲームなどもいくつか用意して、
みんなが集まりやすい雰囲気を
作っていきたいと思います。
「みんなのとしょかん」ですからね。。
東松島市のひまわり集会所へ。
この日もたくさんの人が、
ストラップや、ネックレスを丁寧に作っていました。
一つ一つがとても細かい作業です。
もはや職人の域になっています。
最近は10時から3時まで、
昼食時は休憩をはさんで制作を行っています。
今まではこの作業も住民の皆さんによって、
すべて無償で行っていましたが、
最近、少しだけお手伝いに対しての
報酬が支払われるようになりました。
少しずつ変化しているのですね。
この日お邪魔した目的は、
主に運営についての話し合い。
ひまわり集会所が抱える、
目下の心配事はさまざまです。
例えば、
クリスマスパーティーで使用する
子どもたちへのプレゼントの準備。
去年はボランティアさんも多く、比較的容易に
準備できましたが、
今年は訪れる方も減っており、
準備に苦労しそうだ、との事です。
メディアの取り上げる数と比例するように、
支援の手は明らかに細くなっています。
そんな中でも前向きな姿勢な方々、
もう、集会所はクリスマスの準備が。
ハロウィンも終わり、
運動会も行い、
次はクリスマスに向けての準備。
不安はあっても前向きに取り組む。
その姿勢にはただ脱帽です。
とは言え、
全ての面で、完全に自立をするには
もう少し時間は必要です。
浜に向かえば、
取り壊しを待つ家々。
沈下した地盤から湧き出る海水。
今も変わらぬ風景です。
メディアが取り上げないのは、
復興が進んだからではありません。
以前から見ても、被災地は大した変化が無い、
つまり取り上げても、見る方に興味を持たせ辛いから
取り上げないだけです。
変わらぬ風景を見る人の気持ちは、
やはり複雑なのですが。。
先日、
地元の県議会議員さんからご相談を受けました。
その方は
自身の給与を30%カットしておりますが、
そのお金を被災地の支援に役立てたい、
との事でした。
「みんなのとしょかん」に、
という案も頂いていましたが、
同じ地元(選挙区)ですので、
それは問題となってしまいます。
ちょっと残念。。。
とは言え、
個人に預けることも出来ないので、
どこか良い団体はないか?
という内容です。
とりあえず、
宮城県のある団体を紹介させて頂きました。
残念ながらさほど予算が無いので、
私費は取らないながらも、
とても真剣に地域の復興に対しての公益的な活動を
行っている団体です。
先方に話をさせて頂いたところ、
突然の申し出に大変驚いていましたが、
本当に喜んでいました。
その相手の反応を聞いたときに、
改めて感じたことがあります。
支援というものは、双方向のものではなくて、
他の人につないでいくものなのだと。
誰かに受けた恩を、
別の誰かにつなぐ。
そしてその方はまた別の誰かに。。
私たちの団体は、
本当に多くの方に数えきれないほどの
恩を頂き、今も頂いています。
その大きさは、とてもお返しできないのではないか、
と思ってしまうほどです。
であるならば、
その受けた恩を、自分たちより大変な方々へ
つないでいく。
その繰り返しがあって、
初めて支援の輪が広がるのでしょう。
私はそのお金を受け取ることは出来ません。
また、自分の団体は資金を提供できるほど
裕福でもありません。
でも、
その議員さんの心意気と、
支援を受ける団体の喜ぶ声、
その両方を見ることが出来て
幸せな気持ちになることが出来ました。
この絵本の翻訳も、
絵本を支援して頂いた人がいて、
翻訳をして頂く人がいます。
その人たちの支援を、私たちがつないで
翻訳絵本という形にして、
必要としている方へ、またつなぐ。
私たちの活動は、つなぐことの大切さを
体感できるものだ、と感じることが出来ます。
結構、幸せですね。
足利にある
みんなのとしょかんの事務局では、
今日も本の仕分けが。。
多くの方が、今もたくさんの本を
送ってくれます。
その本のジャンルを調べて仕分けすることは勿論、
落書きや落丁が無いか、
汚れは大丈夫か、
スタッフがチェックしてくれています。
結構手間がかかります。。
地道な作業ですが、
良い図書館となるためには欠かせない、
とても大切な仕事です。
多くの人の支援があって、
地域の方の管理のための労力を頂いて、
スタッフの見えないところの努力があって、
はじめてとしょかんは成り立ちます。
14日には、福島県相馬市に
インドネシアより子どもたちが訪れるとの事。
その子達に贈る
翻訳絵本の準備も進んでいます。
一つ一つに
色々な人の思いが詰まった仕事です。
ちょっとでも、
知って頂けると嬉しいな、
と思い、書かせて頂きました。
書籍のご支援を頂きました!
小船 浩幸さま
高木 ちょつさま
長谷川セツさま
足利市 斎藤さま
伊藤 勝宣さま
津田 祐さま
ご支援ありがとうございます。
大切に活用させて頂きます!
現在、東松島市のひまわりコミュニティでは、
みんとしょショップでも扱っている品物の制作をはじめ、
さまざまな取り組みを行っています。
焼き物の窯も出来上がり、
現在は販売できるよう、精度を高めています。
窯の名前は「一心窯」
ロゴも出来ました。
カッコいいですね。
また、武蔵野美術大学の学生さんが
ひまわり集会所とコラボするプロジェクト、
「ムサ×ひまproject」のアドバイスのもと、
地域で誇れる商品の開発を行っています。
大曲浜に昔からある、
無形民俗文化財の獅子舞をモチーフとした商品。
ちゃんとストーリーもある、
素晴らしい出来栄えです。
早い商品化が待たれます。
また、手仕事の一品として
漆塗りの付け爪まで。。。
うーん、
アイディアの幅が広いですね。。。
とはいっても、
何より地域に仕事が少ない、
地域の産業が厳しい、
という現実があるからこそ、
色々なものを考えなくてはいけない事情があります。
しかし、
この地域の方は厳しい環境の中でも
明るい表情を忘れません。
いろんなことはあっても、
「ひまわり集会所」の名前のように
明るく前向きに、
出来ることを考える。
そんな地域は、
やはり応援したいと思ってしまいます。