活動資金のご支援を頂きました。
松井美和さま
(株)東建ビルダーさま
わいわい絆(富田商店)さま
今泉和也さま
高倉富美子さま
クリスマス&お年玉図書カードの支援を頂きました。
横関裕子さま
安中真紀さま
木山敦子さま
あさひ薬店さま
本田尚美さま
飯沼竹一さま
桐谷かおりさま
高倉富美子さま
中村直樹さま
(株)東建ビルダーさま
書籍の支援を頂きました。
魚住悦子さま
絵本を送ろうプロジェクト 函館さま
紅茶専門店チャヤテテさま
庄子忠夫さま
樋池朝子さま
(株)フジタ 東北支店のみなさま
インプロジャパンさま
内堀ナナさま
年末までに本当に多くの方のご支援を頂きました。
本当にありがとうございます!
まもなく2012年が終わろうとしています。
今年も多くの方に支えられ、活動を続けることが出来ました。
本当に感謝です。
みんなのとしょかん石巻センター館も、
今年の営業?は終了しました。
来年は1月2日より開館します。
いまは、
現在までにご支援いただいた方に、
新年のご挨拶のお葉書を作成しています。
喪中の方もいらっしゃると思うので、
お年賀ではないバージョンにする予定です。
少しでも感謝の思いを伝えられたら、
と思います。
そんな中、
いつも本棚の製作などで大変お世話になっている、
(株)東建ビルダーの國定社長がみんなのとしょかんの足利事務局を訪れ、
先日行われた、自社のお客様感謝イベントにおける、
飲食ブース等での販売金を全額支援してくれました!
さらに図書カードまでご支援を、、、
本当に感謝です。
※東建ビルダーさまのホームページです。
社長ブログにも記載されていました。
http://www.tooken-b.co.jp/
國定社長にお願いして、当日の写真もいただきました。
自社のイベントにおいて、
みんなのとしょかんの活動も告知していただきました。
こういった中で、私たちの活動を触れて頂ける。。
いたれりつくせりです。。
自社の取り組みを記した冊子にも、
みんなのとしょかんへの支援活動を記載してあります。
ちなみに國定社長は、幾度か私たちがとしょかんを設置する際に
同行していただき、自らお手伝いを頂いたこともあります。
東建ビルダー様をはじめ、
全国各地より支援を続けてくださっている、
多くの志の高い方に支えられて、
「みんなのとしょかん」は成り立っています。
本年度、ご支援を頂きました
全ての方、
このブログを読んで頂いたすべての方、
被災地に関心を寄せ続けて頂いている全ての方に
心から、
本当に心から、
感謝申し上げます。
来年もよろしくお願いします。
「みんなのとしょかん」の活動を行う中で、
さまざまな場面に出逢いました。
リラックスできる場所が欲しい、、
何かに打ち込むきっかけが欲しい、、
みんなで集まる場所が欲しい、、
たくさんのニーズを聞き、
出来ることは限られていますが、
それでもたくさんの方々の協力のもと、
少しだけ、役に立ってきたつもりです。
でも、
どうしても改善できていない大きな問題があります。
それは「学ぶ機会」の提供です。
以前もブログで書きましたが
被災地に伺う中、さまざまな場面で
地域間の学力の格差は感じていました。
都市部と地方のその学力差は、
想像以上です。
被災地の復興はおそらくまだまだ掛かります。
そんな中、これからの復興をデザインしていく上で、
若い方々の力は必要不可欠であり、
特に、いち早く高齢化社会を迎える地域において、
数少ない若者の学力向上は生命線とも言えます。
でも、それを教える場所が少ないのです。
地域によっては皆無ともいえます。
図書館や書店もない地域もあるのです。
それも仕方なかったのかもしれません。
でも、今までとは状況が変わってしまっています。
被災地に対する興味や関心、何より支援の手は徐々に細くなっていて、
いずれ自分たちだけで復興を行わなくてはならない地域も
出るかもしれません。
残念ながら出るでしょう。。
しかも近い時期に。。
そんなときに、
地域に学べる場所がある、
学ぶ機会を提供する場所がある、
というのは、長期的に見てとても大切な要素と言えます。
学ぼうとする意志を育てるだけでも、
その意志こそが地域再生の大きな力となるはずです。
何もこれは被災地に限った事ではありません。
全ての国で、すべての地域でも同じことが言えるのだと思います。
「としょかんからはじまるコミュニティをつくる」
「知の不均衡を是正する」
これが私たち「みんなのとしょかん」の目的です。
でも、この目的を見ると
この問題が起こっているのは何も被災地に限った事ではないのです。
すべての国、すべての地域で起こっている問題なのだと分かります。
そして、自分自身のごく身近な地域でも起こっているのです。
という事は、被災地における問題解決の手法が、
身近な地域の問題解決法になるかもしれません。
また、逆も言えます。
ですので、これからも被災地の支援は勿論継続して行うと同時に、
さまざまな地域の問題にも目を向け、自分たちの出来ることは
行っていきたいと思います。
しかし、そんな活動の中でも、
支援される地域や子どもたちにとって、
支援する企業や団体にとって、
そしてそれを見る多くの方にとって、
意味のある行動をしていきたいと思います。
何か、文章ばっかりでしたね。
すいません。。
寒さが厳しくなってきました。
冬になると流行するもの、
それは
「インフルエンザ」
「ノロウィルス」。。
ということで、
みんなのとしょかん石巻センター館には、
消毒用アルコールが設置されました。
みなさん、うがい手洗いしましょうね。。
さて、先日は事務局に嬉しいお届け物が。
いつもとしょかんの管理を協力してくれている、
東松島市ひまわり集会所の内海さんからアワビが、
石巻市の佐藤さまからは生ガキが、
それぞれ届きました。
こちらがお世話になりっぱなしなのですが、、
嬉しすぎます。
それぞれ、
スタッフと、いつもご支援いただいている関係者の皆さまで
おいしくいただきました。
地元、栃木県は海がないので、
こういった心遣いは本当に嬉しいです。
本当にありがとうございます。
この日は、以前より話を進めている、
新しい「みんなのとしょかん」の設置場所、時期などの
確認のため、山元町に。
山元町には以前、図書館を設置してあるのですが、
以前もご紹介した通り、もう少し大きめのとしょかんを
もう少し街中に建てたい、という意向を受けています。
空いている土地を数年間借り受けたとの事。
周辺の住宅には人が戻って来ているため、
早めに設置してほしい、との事です。
頑張ります。。
とは言え、
少し外れると相変わらずの光景です。
荒涼としている感はありますが、
地域の方は少しずつ、厳しい状況の中でも、
出来ることに取り組まれています。
まだ、保存や加工といった面で解決すべき問題を抱えていますが、
特産品のイチゴも見られるようになってきました。
色々な取り組みは進んでいますが、
やはり人が集まる場所すらないのは少し厳しいですね。
この地域の復興が進むためにも、
としょかんという、
誰もが気軽に来ることが出来る、
自然と人が集まるような場所をつくりたいと思います。
東松島市のひまわり集会所。
としょかんの本はいつもきれいに整理してあります。
この日は、
先日集めたクリスマスイベントの品物を届けに来ました。
そんなひまわり集会所の横に不思議な建物が。
「こどもの家」とのことです。
名前の通り、たくさんの子どもが集まる場所になってほしいですね。
この建物は、
ツタヤでおなじみのT-POINTの寄付によって
建てられているとの事です。
ちりも積もれば、というやつですね。
恐るべし、T-POINT。
とは言え、そんな支援の建物も、
どこにでも建てられるものではありません。
管理できる、自治会がしっかりしていなければなりません。
こういった建物が建つのも、
内海さん夫妻を中心とした、
ひまわりコミュニティの皆さんの日々の努力が
あるからこそです。
地域はひとのチカラで変わるんだなあ、
とつくづく感じます。
これからも良い地域であってほしいですね。
この活動は
本当に多くの方の応援があって
成り立っています。。。
先日募集した図書カード。
早くもたくさんの方が送ってくれています。
まだまだ届くとの事。
もちろん、たくさんの本も届きます。
この日は地元の方が
わざわざ持ち込んでくれました。
さらに、、、
今度、被災地で行うクリスマスイベントの景品に、と
ハンカチと靴下のセットを頂きました。
何と全部で250セットも。。。
せっかく頂いたものですので、
無駄にせず、
いつも被災地でコミュニティ活動を頑張っている方々を
中心にお届けしたいと思います。
さらに。。。
なんと折り畳み自転車。
もちろん新品です。
これは、ウチのスタッフさんが
とある会社の忘年会で行われたビンゴで見事当てた景品です。
「せっかくなので必要とされる場所に届けてください」
との事。
こちらはとしょかんを管理してくれている、
被災地の自治会さんの移動用に良いですね。
この活動を始めてから、
どれほどの人の善意を受け取ってきたか、
数えたらきっとものすごい数になるのでしょうね。。
辛い事や厳しい事もたくさんあるご時世ですが、
幸せなこと、嬉しい事も
結構あるものです。
誰かの善意に触れ、
その善意を届け、喜ぶ顔を見る。
有る事が難しい…有り難い、
ありがたい事がこんなにたくさん経験できる。
この活動を行える私たちは、
とても幸せなのだと思います。
せっかく味わう幸せを、
多くの人が感じることが出来るように、
これからも活動を続け、
ブログなどで伝えていきたいと思います。
早速、明日届けてきます。
みなさま
ほんとうにありがとうございます。
活動資金のご支援を頂きました!
株式会社クロッシングインターナショナルさま
※今も定期的なご支援を継続的に頂いています。
小川剛太郎さま
※みんとしょサポーターとしてのご支援を頂きました。
今井昌和さま
※震災直後から定期的なご支援を頂いています。
Swing a Book 伊東由美子さま
※売り上げの一部をご支援して頂きました。
宮崎久美子さま
※昨年に引き続き募金活動を行って頂き、ご支援を頂きました。
ラボ前田パーティーさま
※支援事業を開催していただき、その売り上げをご支援して頂きました。
増田純一さま
※資金支援だけでなく、さまざまな支援を頂いています。
今も多くの方の支えがある事に心から感謝です。
本当にありがとうございます!
書籍のご支援を頂きました。
西村久美子さま
内堀ナナさま
坂井可奈さま
東尾愛子さま
定期的なご支援をして頂くだけでなく、
カルチャー教室で使えるものや
備品の提案までして頂いています。
本当にありがとうございます!
多くの方のご協力を頂きながら、
いまは間近に迫ったクリスマスの準備です。
こちらのクリスマス関係のPOPも
ボランティアの方からの贈り物です。
としょかんに「雰囲気」を支援してくれる、ということは
本当にありがたいです。。。
現在はクリスマスプレゼントの準備に追われています。
としょかんを設置してある仮設住宅の子どもたちに、
図書カードを準備し、12月23日前後に各地で行われる、
クリスマスイベントで渡すためです。
図書カードを渡す理由は大きく2つあります。
ひとつは、都市部に比べ、
本に触れる機会が少ない仮設住宅に住む子どもたちに、
もっと本に触れてほしい、
という理由。
もうひとつは、
被災地の書店の売り上げが厳しい状況にある、
という事です。
経済的に厳しい状況が続く被災地では、
全般的に消費が厳しい傾向がありますが、
特に音楽や本など、生活に直結しないものの
売り上げは特に冷え込んでいます。
もともと東北には図書館は勿論、
書店も無い町もあり、
そんな状況の中で、今の状況が続けば、
いま残っている書店の存族も危ういものになります。
今後の地域の復興において、
本に触れること、
知に触れることは
中長期的に見ても大切な事です。
私たちが出来ることは本当に小さなことですが、
地域にとって、
何らかの意味を持つ事である思います。
ぜひとも皆さまのご協力をお願いします。
東松島市のひまわり集会所。
ここでは地域の方が様々な取り組みを自主的に行っています。
寒さの厳しい東北。
すきま風が入る、決して快適とは言えない仮設住宅で暮らしながらも、
自分たちで出来ることを行おうと、日々試行錯誤を繰り返しながら、
明るさを絶やさず日々過ごされています。
そんな皆さんを応援するグッズが出来ました!
いや、そんなポーズを決めなくても、、、
武蔵野美術大学の学生さんたちが、
ひまわり集会所をデザインの力で支援する、
「むさ×ひまproject」
その皆さんが仮設が集まるイメージを描いて頂いたデザインを
胸にプリントしました。
こちらのウェアは、
実際にひまわり集会所の皆さんのスタッフウェアとして、
活用されています。
腕部にもプリントが出来ます。
ひまわり集会所の場合は、ひまわりをプリントしてありますが、
無理にお願いして、
自由に文字を入れて頂けることになりました。
団体名や企業名などの名入れが可能です。
こちらのウェアの売り上げの一部(約10%)は
ひまわり集会所のコミュニティ運営費として支援されます。
もし、
防寒具が欲しい!
支援もしたい!
と思っている方がいましたら、お力を貸してくださいね。
こちらのウェアは、
みんとしょショップで購入することが出来ますので、
是非ご協力をお願いします。
http://mintosho-e.shop-pro.jp/
こういう姿を見ると、
この活動をやっていてよかった、、
という思いと、
この姿を見るために、多くの方より
ご支援を頂いているありがたみ、、
そしてこのとしょかんを使ってくれる
地域の皆さまへの感謝、、
いろんなものを感じます。
本当にありがとうございます。
この日は、石巻の社会福祉協議会の事務所へ。
この事務所にはボランティアセンターは勿論、
地域の支援を行っている団体も入っています。
そのうちの一つ、
石巻仮設住宅自治連合会にお伺い。
実はこちらの役員さんから相談がある、
という話を受けて、こちらに来てみました。。
石巻仮設住宅自治連合会には、、
現在35団地が加入しています。。
その合計は、
約3000世帯、
約8000名が暮らす仮設住宅の自治会の集まりです。
彼らは、地域住民のそれぞれの問題を解決する努力は勿論、
今後の復興住宅への移住、そして自立へ向けた活動を
地域自らの手で行っています。
この連合会が取り組んでいるものの中の一つに
「今回の震災におけるハザードマップ」
「地域住民の声が残るアーカイブ(保存資料)作り」
を自らの手で作っていこう、
というものがあります。
とくにアーカイブに関しては、
ほとんどの場合が被害の直接的な状況を記録するものが
ほとんどであり、
現時点において避難所での暮らしや、生活のストレス、
トラブルの実例など、地域の現状が反映された
アーカイブというものは存在していません。
実際に被災され、避難生活、仮設暮らしを経験されている方だからこそ
分かる情報の収集は今後起こりうる震災の発生時の、
適正な支援の方法の提供や、
住民の生活支援の一助となります。
さらに、
仮設住宅というさまざまな地域で被害に遭われた方が
一堂に集まっている今の時期だからこそ、
その情報を集めやすいという利点はあります。
そして、それらの情報を行政の方や、嘱託の方が聞いて回るのではなく、
同じ仮設に住む方、つまり同じ経験をされている方が
情報を集めることで、
厳しい話も話しやすい環境にあるのも事実です。
とは言え、
決して楽な道のりではなりません。
相当な人手も必要としていますが、
一番のネックはやはり経済的な問題です。
8000人近い住民のサポートを行いながら、
アーカイブの作成をする。
とても片手間でできる仕事とは言い難いものがあります。
ほぼ専従で行わなければ完成するのは厳しいと思います。
しかし、そこに力を入れ続けられるほど、
経済的にゆとりのある人はそういません。。
支援の手が徐々に細くなる中で、
自分の地域を何とか復興させたい、
という思いと、
自分の家族の生活を守るために働かなくてはならない
現実と、、
真剣に地域の復興を願う人ほど、
その板挟みにあっています。
今回の相談も、そこから生まれている事です。
何か、やるせない感はあります。
それでも地域の皆さんは、何とか前向きに
進んで行こうと頑張っています。
アドバイスは勿論ですが、それだけでなく
これからも出来る限り、
応援したいと思います。
震災から2回目の冬を迎える今、
被災地は気候だけでなく、
経済的にも厳しい状況を迎えています。
そんな状況だけでも知っておいて頂ければ、
とても嬉しいです。