こんにちは!
久々に足利事務局の堀内です。
世間ではゴールデンウィークに入りまして
仕事をしていても外をみると超行楽日和じゃないですか!
普段はダンプやトラックが多い事務局前の道路も自家用車が多く
何だか気持ちがふわふわしちゃいます^^
このGWも東北方面へのツアーがたくさんあるようですね。
ご存知のとおり東北には素敵な場所がたっくさんありますので
ご予定がまだの方は東北へ行ってみてはいかがでしょうか?
おいしいものを食べて、買い物して、あれしてこれして・・・
そうすることが現地の方への支援にも繋がりますよね。
あっ、自分は旅行会社の回し者とかではございませんので(汗)
さいきんの みんなのとしょかん本部センターはというと
多くの皆さんから色々なお問合せをいただいております。
本当にありがとうございます!
自分も対応させていただいておりますが、応援のメッセージなどもいただいておりまして、
とっても気持ちが温かくなったり、勇気づけられたりしております!
お手紙やコメントをくださった皆さん!本当に本当にありがとうございます!!
せっかくお問合せいただきながら、お返事が遅くなってしまう場合もあり、
お待たせしてしまった皆さん大変申し訳ございません。
できるだけ迅速に丁寧に対応させていただくよう努力いたしますので
これからも宜しくお願いいたします。
さてさて、
「みんとしょ」とはまったく無関係な話しになってしまいますが、
先日知り合いから こういうものをいただきました
オーストラリア土産のクロコダイルジャーキーだそうです。
クロコダイルって「ワニ」ですよね・・・。
どんな味???
おそるおそる食べてみると・・・
ご想像通りビーフジャーキーと変わりませんでした^^
しかしオーストラリアに行って来た知り合いが羨ましいかぎり。
行く時間もお金もない自分にとっては
一瞬でも外国に触れられた至福の時間でした。
さあ、GWですが、まだまだお仕事がんばります!!
よろしければ応援宜しくお願いいします!!!
それと冒頭でもお話させていただきましたが、
ご予定がまだの方、ぜひぜひ東北へ!!!!
それでは!
山元町のみんなのとしょかんに設置されたリクエストノート。
こちらに書かれた書籍を何冊か購入しました。
私たちの団体の予算は限られている為、全てのリクエストに応えることは出来ません。
でも、せっかく書き込んでくれた子どもたちに、「ちゃんと見ていますよ」というサインを示すことはやはり大切です。
とは言え、書籍は決して安価なものではありません。
これらの書籍の購入には、みんとしょサポーターの会費や皆さまからご支援頂いた図書カード、蔵書としての利用が難しい書籍の売却金が活用されています。
また、書籍は極力としょかんが設置された、被災地や過疎地の書店にて購入させて頂いております。
そんな状況を伝えた訳ではありませんが、地域の方は、とても丁寧にとしょかんと利用し、設置されている本を大切に扱ってくれています。
ささやかな事ですが、少しでも、お預かりした支援がお互いにとって良い形になるように努力しなければ、と思います。
皆さんご存知のとおり「みんなのとしょかん」に設置される書籍のほとんどは、皆さまからのご支援によるものです。
全国より頂くたくさんの本があって、初めてとしょかんが成り立ちます。
今までに設置したとしょかんにて、リクエスト書籍の対応や、書籍ローテーションを行う関係上、書籍の募集は常に行っています。
また現在、女川町や石巻市、南相馬市などより、新たなとしょかん設置のご相談を頂いており、ここでも相当数の書籍が必要になるので、講演などを行う際も、本の募集をお願いしている現状です。
そんな中、今日もみんなのとしょかんの事務局に本が届きました。
中にはメッセージを添えて、、
とても嬉しい気持ちになります。
私たちの事務局に、幾度も本を送って下さる方がいます。
中には通算で10回以上、累計で200冊以上送って下さった方も。。。
毎回送料もかかってしまうのに、、、
継続するには、その人の努力が伴っています。
それが何よりありがたく思います。
このホームページもそうです。
活動当初から、ずっと見て頂き、応援して下さる方もいます。
コメントを送って下さっている方もいます。
いつも誰かが見てくれている、という事は私たちにとって何よりの活動のエネルギーとなっています。
様々な形で、私たちの活動に、沢山の方がずっと興味をもって頂き、支えて下さっている事に、心より感謝申し上げます。。。
東松島市のひまわり集会所。
仮設住宅に住む方の生きがいづくりと、仕事のない方が、少しでも収入を得る仕組みを創るため、地域の方が集まり、様々な取り組みを行っています。
手作り製品もかなりのラインナップが揃っています。
しかし、3月以降、被災地をメディアで取り上げる事は激減し、それに伴い手作り製品の販売は芳しくありません。
そんなこともあり、先日は集会所にお邪魔して、助成金申請のお手伝いを行いました。
この助成金も、以前に比べると随分と数が減りました。
助成金に頼らず、事業収入だけで生活できるのがもちろん理想です。
ただ、充実した設備があるわけでもなく、融資を受けられるわけでもなく、働き手が多いわけでもない仮設住宅で、それを求めるのは、相当厳しいものがあります。
もちろん、経済的な面だけではありません。
先の震災により被災した、
600世帯以上が暮らす、東松島市グリーンタウンやもと応急仮設住宅。
それだけの数が集まれば、住民同士、頑張っているからこそ、さまざまな事も起こります。
望むことも、そうでない事も。。。
身近な社会である、被災地ではない私たちの地域でも色々な事が起こるのです。
被災し、移住を余儀なくされ、ストレスを抱えながら集団での生活を送る方々にどうしてそれがないと言えるのでしょう。。。
それでも、、、
メディアで取り上げられる事が激減しても、地域の厳しい日常は変わらなくとも、彼女たちは明るく、前向きに、出来る限りの努力をされています。その姿勢を心より尊敬します。
そして、もうひとつ尊敬すべきことがあります。
それは、厳しい状況の中において
「自分が出来ること」を他者に委ねず行っている、
という事です。
お金を払えばほとんどの事が外注化できる時代において、
様々な困難がありながらも、
無償で、他人の苦労を買って出ている地域の方の努力は、
地域コミュニティを創るうえで、
何よりも大切な力となるものです。
近所の子どもも、自分の子どもと同じように叱る姿。
地域の建物もトイレも、みんなで綺麗に掃除している姿。
地域のイベントの協賛を集めるため、必死に駆け回る姿。
私たちが楽しよう、として、
失くしているものも、これらの地域で見かける事が出来ます。
もしかしたら、この地域の姿は、
人口が減少し、若者が減り、地域が寄り添っていかなくてはいけない時代において、いずれ目指すべき姿なのかもしれません。
そんな方々です。
自然と手伝いたくなっちゃいますね。
以前設置した健康関連のパンフレットが、1週間でほぼなくなりました。
持ち帰られたその種類と量目から、腰痛や頭痛対策、またその予防に対して興味、関心が高い事がうかがわれます。
また、今までの貸出表とリクエストノートをお預かりし、どのような本が借りられているのか、ニーズはどのような傾向にあるか、利用者のおおまかな年齢層など、としょかんごとにその統計を調べています。
場所によっては、多く借りられている本のジャンルに合った、カルチャー教室などを開催し、地域のつながりをさらに深めるアクションにつなげています。
結構地道な作業が続きますが、とてもやりがいのある、大切な作業です。
私たちのとしょかんは本当に小さいので、いつも同じ種類の本しかなければ、あっという間に魅力を感じなくなり、徐々に利用されなくなってしまいます。
定期的な変化がある事で、新しい発見が生まれ、それが定期的な利用に繋がります。
そしてその変化は、こちらの都合ではなく、地域ニーズを拾った上で、少しでもその地域に沿った形である事が何よりも大切です。
「そこまでしなくても」と言われたりもします。
ただ、私たちが届ける本は、全国の方より届いた本です。
親子で選んでくれた本、ご自身の宝物として大切にしていた本、同封されるメッセージを見ても、本当に意味のある、さまざまな本をお預かりしています。。
私たちは、私たちを信頼してくれる方々から頂く多くの支援を、喜ばれる場所へ、喜ばれるカタチで届ける事が最大の役目です。
でもそう思うのは、何も私たちだけでなく、そんな支援に応えようと、地域の方も自分たちの時間と労力を費やして、より良いとしょかんづくりを行ってくれます。
支援してくれる方々、地域の方々、相手を思う双方の思いを見ることが出来る私たちが今の活動を行うのは、ある意味とても自然な事なのだと思います。
つながりが希薄になっている、と言われる今だからこそ、このささやかな場所が、地域コミュニティとしてのつながりだけではなく、支援して下さる全国の方とのつながりを感じることが出来る場所になって欲しい、と心から思います。
そのためにも、私たちもささやかながらも出来る事をコツコツと行っていきたいと思います。
私たちにとって大切な活動の中には、「みんなのとしょかん」へのご支援を検討して頂いている企業、団体さまへご訪問し、活動のご説明をする。というものがあります。
リクエストの本の購入や、カルチャー教室などの開催支援、備品の購入など、としょかんの維持には当然のことながら費用がかかります。
これらの活動はすべて皆さまの支えによって成り立っています。ですので、こういった活動は何より大切な事です。
今日、お邪魔させて頂いた企業さまには、丁寧に話を聞いてくださった上で、スペシャル法人サポーターとなって頂くことになりました。
本当にありがとうございます。
みんとしょサポーターの最高齢は88歳のおばあちゃん。
最年少は4歳の幼稚園の年中さん。
本当に幅広い方のご支援を頂いています。。。
また、先日はとある幼稚園よりご寄付が届きました。
子どもたちの気持ちと一緒に。。。
また、とある法人サポーター企業さまからは、
被災地を応援するオリジナル商品を企画したい、
というご相談を頂きました。
また、新品の写真集をアマゾンで購入して、
送って下さる方も。。。
綺麗ですね。
気持ちが豊かになります。
CB総合研究所さま
めぐみ幼稚園さま
株式会社無垢さま
いわせえいじさま
なかむらよしひろさま
こんどうゆうこさま
みんとしょサポーターへの新規加入、
嬉しいご提案、
そしていつも頂くあたたかいご支援に心より感謝申し上げます。
そして、いつも支えてくださるすべての皆さま、
本当にありがとうございます。
「みんなのとしょかん」の事務局には、全国より、今日もたくさんの本や図書カードが届いています。
その本は、ただ送られたものではなく、ご支援いただいた、一人ひとりの思いがあり、送るまでの過程もあります。
・「新しい本もあった方が良いと思って」と本屋大賞を受賞した「海賊と呼ばれた男」などの真新しい本を贈ってくれた方。。
・「被災地ではなかなか手に入らない」、と以前にFBで書いた記事を読んで、たくさんの美術書を贈ってくれた方。。
・実用書のニーズが高いという事で、自分だけでなく周囲の方からも実用書を集め、まとめて贈ってくれた方。。
・短期間で段ボール5箱分の書籍を事務局に届けてくれ、さらに私たちの活動を広めるために、リーフレットをたくさん預かり、各施設に設置するため、走り回って下さる方。。
本当に頭が下がる思いです。
新規のとしょかん設置の相談も受ける中で、今も書籍は足りていません。
ローテーションなども行うため、常にニーズの高い書籍(小説、実用書、マンガ、美術や芸術)は慢性的に不足しています。。。
それでも全国の方が、それぞれに思いを寄せて、ご支援をして頂いているおかげで、今も活動が続いています。
この活動に興味を持って頂いていること、
支援をずっと続けてくださっていること、
新しく支援をはじめてくださったこと、
本当にありがとうございます。
そして、これからも私たちの活動に心を寄せて頂ければ、何より嬉しく思います。
山元町のみんなのとしょかんにて。
ごく自然な光景です。
そんな自然な光景を作って頂いたのは、
皆さんの支援です。
ほんとうにありがとうございます。
そして・・・
今年3月末をもって、閉校した被災地の学校は相当な数にのぼります。
もちろん東北に限らず、子どもの減少により、全国各地で閉校になった学校は多数あますが、前準備もなく、災害によりいきなり閉校を経験するのはやはり辛いものです。
それでも2年目を迎えた今年の3月には各地の学校で閉校式が行われました。嬉しいことではなくとも、それでも区切りを付けて、前に進もうとする、地域の方の決意の表れです。
ここ、山元町の中浜小学校でも、閉校式が行われ、記念碑と、桜の苗木が植樹されていました。
まだちょっとかかるかもしれませんが、、それでも必ず綺麗な花が咲くと信じます。
まずは、みんなのとしょかん山元町にて
震災以降、決してたくさんの人は住んでいない地域ですが、
この1か月で500冊近い貸し出しがありました。
また、目の前がバス停という事もあり、
学校に通う子どもたちが、登校前や下校時に利用してくれているようです。
この日は、皆さまからお預かりしていた本のお届け。
リクエストとしてお願いしていた、マジックの本や園芸、手芸の本などに加え、
「ぜひ山元町のとしょかんに届けてほしい」
とお願いされていた本も一緒に設置しました。
また、健康関連のパンフレットも設置。
医療施設も少し離れてしまっているので、こういった情報提供も大切にしたいと思います。
壁に貼ってある紙を見ると、
4月21日に、このとしょかんで
「町長とのふれあいトーク」 が行われるようです。。
びっくりです。
ホントに小さな場所ですが、公民館などもなくなってしまったこの地域で、
としょかんを大切に使ってくれるのは、やはりありがたいですね。
責任者となってくれている菊地さんは、
仕事をする合間に、このとしょかんの管理をしてくれています。
基本はセルフな場所とは言え、としょかんを見学したい、という方の対応や、
日ごろの維持管理への努力など、様々な面において尽力してもらっています。
周囲の方も協力してくれてているものの、管理が負担になっては元も子もありません。
いかに負担を軽減しつつ、でも地域の携わりを大切にする場所にする、、、
オープンして2か月が経ち、少し落ち着いてくる、、
ここからが本当に大切な時期です。
たくさんの本を貸すために存在するのではなく、気が向いたときに、自由に来る場所としての
「としょかん」であり続けるために、地域の個性を大切にしつつ、
丁寧に寄り添っていきたいと思います。
そしてそして、
亘理町、亘理いちごっこさんに設置してある、図書コーナーのローテーションも無事に終了しました。
ニーズの高い実用書、小説に加え、河北新報さまからご支援頂いた書籍や、マンガも設置。ご支援頂いたワンピース全巻も並びました。
その一冊一冊は、全て皆さんからのあたたかいご支援によるものです。
本当にありがとうございます。
先日、入学を控える仮設住宅などに住む子どもたちに、お祝いとして図書カードを贈りたい、というお願いに対し、本当にたくさんの方のご支援をいただく事が出来ました。
その結果、宮城県石巻市、東松島市、亘理町、山元町などの地域で、110名を超える多くの子どもたちに、皆さんからのお祝いとして図書カードを届ける事が出来、たくさんの笑顔を見る事が出来ました。
震災から2年が過ぎ、被災地への関心が急速に失われているこの時期に、たくさんの方の気持ちを届ける事が出来た事には、とても大きな意味があります。
ご支援頂いた全ての方はもちろん、今も被災地に関心を寄せていただき、この記事を読んでくださる全ての方にも、心よりお礼申し上げます。
「なぜ、としょかんをつくるの?」
良く聞かれます。。。
おそらく、100回以上聞かれました(笑)
「誰でも来ることが出来る場所を地域に作りたい」
そうお答えしています。。。
現在の被災地や、過疎の地域には、
「ちょっと一人になりたい」とき、
逆に「誰かがいる場所へ行きたい」とき、
「自分の時間を過ごしたい」ときなどに、
気兼ねなく行ける場所はあまりありません。
車で10分走れば、
喫茶店があるじゃない、
映画でも見れば良いじゃない、、
郊外の決して快適とは言えない仮設住宅に住みながら、
車を持たない、お年寄りや子どもたちは、
それが出来ません。
何より、そんなにお金も使えません。
「誰が行っても気兼ねをしない、
誰がいても問題ない、
誰と行っても構わない」
そんな場所はどこだろう?
と考えたとき、
図書館という場所は、その場所に最も近い存在だと
思います。
もちろん、知識の充足に活用したい、
調べものをしたい、
といった本来の目的もあります。
でも、時代の変化に伴い、自治会や町内会など、
既存のコミュニティが徐々に揺らぎつつある中、
それでも一人で生きていくのは困難な時代で、
地域の方が、気負わずに、ごく自然につながることが
出来る場所を作りたい、、
そして、様々な情報があるこの場所で、何かをはじめてみよう、
というきっかけを提供したい。
それが「としょかん」をつくる理由です。
図書館が出来て、毛嫌いする人は
あまりいませんので。。。
この課題は、何も被災地だけのものではありません。
地域に住む方々の繋がりが徐々に希薄になる中で、
高齢化を迎え、人口減少が進むすべての地域において、
地域コミュニティをどう作っていくか?
避けることが出来ない課題だと思います。
としょかんからはじまるコミュニティを創る、
それが私たちの目的です。
だから、私たちは「としょかん」を創る過程を
何より大切にします。
どんな場所にしたいのか?
どんな本があれば良いのか?
どんなコトをしてみたいのか?
他でもない、地域の方と一緒に集まり、考える過程があって、
はじめて、地域に必要な「としょかん」となります。
そうして出来たとしょかんだからこそ、
地域の方が大切にしてくれる「場所」になります。
本や、建物、何より私たちだけではダメなのです。
地域の方の「関わり」がすべてを繋いでくれます。
そして、
こういった活動が今も続くのは、
活動資金や大切な本を支援してくれるたくさんの方々、
何より、私たちの活動に今も関心を持ってくれる方が
たくさんいるからこそ、です。
応援のメッセージや、Facebokでのいいね!も、
本当に、そのすべてが活動の源です。
今までの支援と、
としょかんを設置させて頂いた地域の皆さん、、
そのすべてに感謝するとともに、
一つでも多くの地域に「としょかん」が作れるように、
これからも皆さまのご支援と、応援を
よろしくお願いします。
みんなのとしょかん
川端秀明
さいたま市にあるコワーキングスペースの「OFFICE7F」さまで開催された、クラシックギターコンサートの収益を、みんなのとしょかんにご寄付いただきました。
全国各地で、それぞれの形で、応援してくださる方がいる事が、私たちにとって何よりの支えです。
本当にありがとうございます!