こんにちは、石巻センター館の広部です。
最近石巻は、朝晩は涼しくなってきました。早いですね。
ちなみに、全国でそれぞれだと思いますが、石巻市では夏休みは、25日までとなり、すでに新学期が始まっています。
連日響いていた子供たちの声が聞こえなくなり、仕事に集中できる反面、やっぱりちょっと寂しいなあと、柄にもなく遠い目をしてみたり。
写真は、床をはって第1号のお客様やら、遠慮なくどかどかととしょかんを利用する子供たちです。
話を聞いてみると(体をよじ登ってくるので体当たりインタビューですが)、割と遠くからも来てくれているみたいなのです。
自転車で20分って言っていました。ここまでの途中に公立図書館あるんですけど・・。
他にも、やはり夏休み中は利用が多く、子供たちに利用の注意をしながら歓談しているママさんもいて、ふらっといなくなったので、「ママたちもう帰ったの?」と聞くと、「え?全然しらない人だけど」みたいなことは普通です。
こういうことが当たり前になっているという状態が、としょかんとして目指す方向だと思っているので、ふんわりとあたたかい気持ちになります。
泣きそうになるぐらい散らかして帰る子がいても、次の日それをきれいにしてくれる子もいました。
いろんな人がいて当たり前で、それでも多くの方の善意と地域の方の心の在りようで、このとしょかんはできています。
しみじみ、ありがたいと思います。
さて、子供たちが学校帰りにごろごろできるように、掃除機でもかけておこうかなと。
先日、エフエム戸塚さまにお邪魔し、出演させて頂きました。
当日の放送がアーカイブになっています。
http://www.fm-totsuka.com/show/20130826
また医療福祉生協さんの雑誌「comcom」に、みんなのとしょかんの取り組みを取り上げて頂きました。
こういった機会は、相手が関心を持っていただいたからこそ、頂けるものです。
ただ活動をしていても、広げてくれる方がいなければ、いつか活動自体が消滅してしまいます。
だからこそ、ご紹介はもちろん、この記事を読んで下さり、いいね、と言って下さる方、、
たくさんの活動を広げてくれる方々に、心から感謝です。
「みんなのとしょかん」は、東北地方の被災地を中心に現在までに13館を設置。
そのすべてが皆さまの支援で成り立っている図書館です。
その運営を支えて頂いているのは「一口館長」でもある、「みんとしょサポーター」「みんとしょ法人サポーター」の皆さま。
現在も多くの方の継続的なご支援を頂いています。
しかし、日頃のとしょかんの管理運営に加え、新規のとしょかんの設置のリクエスト、定期的なローテーションなど、
そのすべてを補うには、まだまだ多くのサポーターの力が必要です。
みんとしょサポーターの皆さまのお名前は、
「一口館長」として「みんなのとしょかん」に掲載させて頂いております。
また、法人サポーターとなって頂いた企業の皆さまには、
企業のCSRの取り組みのPR、コーズマーケティングの形成支援、社員の皆さまへの講演や、ボランティア体験などの取り組みも支援させて頂いています。
もうすぐ9月、、
東北各地のとしょかんは、秋に向けての準備をすすめます。
読書の秋に向けて、としょかんが皆さまの力で、もっと素敵な場所になれるように、、
どうかお力を貸してください。
http://www.mintosho.org/individual
秋に向けて、みんなのとしょかんの一部コーナーを変更します。
最近のリクエストの傾向として、「ビジネスや趣味、資格に関する書籍」
が増えています。
自分の地域を良くするため、
家族を養うため、
生きがいを見つけるため、
何かをはじめてみたい。
でも、何から始めたらよいのか分からない。
そんな声を良く聞きます。
都市部では頻繁に開催される、各種のセミナーや教室なども、こちらではほとんどありません。。
そんなときに、参考となる一冊と出逢えることで、何かが動き始めるかもしれません。
そんな場所を、小さくとも、「みんなのとしょかん」は用意したいのです。
そこで地域から上がったニーズを実現できる、セミナーや教室も開催したいと考えています。
残念ながら、ニューヨークの科学産業ビジネス図書館や、都内にあるビジネス図書館には遠く及びませんが、、
それでも、皆さまのご支援を集め、何かをはじめるきっかけを提供できるようにしたいと、心から考えています。
ご無理のない範囲で構いません。
ただ、その一冊が被災地や過疎地の「何か」を変えることに繋がります。
お願いばかりで恐縮ですが、どうか皆さまのご支援をお願いします。
※送り先等については下記をご参照願います。
http://www.mintosho.org/individual
※従来通り、小説など他の書籍も募集しています。
昨日、東松島市ひまわり集会所内に設置してある、みんなのとしょかんの書籍ローテーションを行いました。
用意した本は全部で1200冊。。
かなり時間がかかるなあ、と思いきや、集会所の皆さんが、お手伝いのお声掛けを事前にしてくれたおかげで、十数名もの方が集まりました。
そんな皆さんの協力もあり、ローテーションはわずか1時間で完了しました。すごい、、最短記録です。。
地域の素晴らしいチームワークと、何より、ご支援頂きましたみなさまに、心より感謝申し上げます。
東松島市ひまわり集会所内みんなのとしょかんといえば、
東京都千代田区の石川武美記念図書館さま からご支援いただきましたテーブルとイス!
そして、東京都内田ひとみさんからご支援いただいた、息子さん自作のとってもカラフルなベンチ!!^^
大活躍中です!
本当にたくさんの皆さんに支えられて「みんなのとしょかんプロジェクト」は活動しております。
本当にほんとうにありがとうございます!!
これからも「みんなのとしょかんプロジェクト」応援宜しくお願いいたします!!!
福岡県の「筑後田園都市推進評議会」さんより図書カードのご支援を頂きました。
こちらでは地域SNSを運営し、会員が日記を書きこむことでポイントが貯まり、
一定ポイントになると記念品として図書カードと交換できるそうなのですが、
会員さんのご意見で、その図書カードを寄付してくれているそうです。
実は、こちらの評議会さんからはすでに4回以上、このようなご寄付を頂いています。
本当に助かります。。
設立して間もない頃、大した実績のない私たちを信頼し、支援をしてくださった方々。。
それから2年以上が経った今も、支援金や、書籍、図書カードを支援して下さる方がいます。
感謝しかありません。。
このように、継続的に支援して下さる方がいるのは、私たちにとって何よりの励みであり、
また一方で、しっかりと活動しなければ、と自分自身を律するきっかけにもなります。
大切に活用させて頂きます。
栃木県栃木市にある、市民活動推進センター「くらら」さんで、みんなのとしょかんについてお話させて頂きました。
車座になって話すスタイルでしたので、講演というよりお話会、という言葉がしっくりとくる雰囲気でした。
終了後も参加者の方々とお話する時間をとって頂き、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
このような小さな集まりは、じっくりと会話が出来る事が何より嬉しいですね。
今後も各地でこういった繋がりを紡ぎたいな、とあらためて思う一日でした。
そして、東松島でボランティアをしてくれた、佐野日大高校生の取り組みが地元紙に掲載されました。
行動してくれた事はもちろん、紹介される事で、自分たちもやってみよう、という次のアクションが生まれたら良いな、
と思います。
こんにちは、石巻センター館の広部です。
先日より工事をしていましたとしょかんの床はりが終了しました。地元ボランティアに手伝ってもらい、なんとかといったところです。手作り感たっぷりですが、素人工作なのでどうかご容赦ください。
写真は、最後のカーペットの下に合板をはっていく工事の最中、本を借りに来たこども達が、わらわらと工事に群がるところを危ないからとなんとか落ち着かせて、ようやく工事を再開した場面です。
「俺、のこぎりもカッターも使えるんだぜー手伝うぜー」と言っていたこども達で、以前なら「そうか、ならやってみろ」と私も言っていましたが、さすがに昨今の状況では、もし怪我したらと考えると、びびってとしょかんでは工作はさせられませんでした。何事も機会がある時にその場でやってみなければ成長しないと思うのですが、責任を追及されてしまうと難しい問題ですしね。
ともかく、これで、小さいお子様に対して、読み聞かせなどもできるようになります。今のところ、こども達が一番喜んでくれています。テーブルも椅子もありますが、そのまま床に座れるというのは安心するものなのかもしれません。
小さいとしょかんの床はりひとつに関しても、資材や工具類など意外にお金がかかっていますが、すべてみなさまのご支援にてまかなわれています。本当にありがとうございます。
一生懸命掃除機かけますので、みなさまどんどんお越しください。もちろん、土足厳禁ですよ。(既に工事中、幾度か踏み込まれてしまいましたが・・・。)
みんなのとしょかん山元。
3月のオープンの際、
もともと周囲には何もない状態でしたが、、
すべり台に続き、人工芝も設置されました。
また、本棚の拡張や改良も行ってくれました。
敷地の花壇のお花も増えています。。
これらは私たちが行ったものではありません。
すべては、
管理責任者の菊地さんをはじめ、
地域の方の努力があり、
それを支える皆さんの力があってこそです。
場を育てる力。
このような力が各所に芽生えると良いな、
と心から思います。
今日は以前に読書感想文コンクールの課題図書のお届けに伺った、栃木県足利市にある、
児童養護施設「イースターヴィレッジ」さんにある、図書コーナーの書籍ローテーションにお伺い。
今まで大規模な本の交換は行っていなかった、という事なので、今日は本棚を見た人が、
「あ、変わったな」と一目見て思ってもらうためにも、ほぼすべての書籍のローテーションを行いました。
子どもたちの年齢層を考慮し、一番借りる頻度が高いであろう種類の本を多めに準備。
「かいけつゾロリ」や「学校の怪談」、子ども辞典など、約800冊を設置させて頂きました。
明日からはお盆なので、通っていたプールもお休みになり、施設内で過ごすことが多くなる子どもたち。
そんなこともあり、何とかお盆前にローテーションを完了しておきたい、と思っていましたが、本当にギリギリで終えることが出来ました。。。
私たちが設置したからと言って、無理に本を読む必要はありません。。
ただ、何の気なしにここに来た時、ふと目に留まる本があり、読んでみた時、何か心に残るものがあれば、、、
それはとても嬉しい事だと思います。
今回の本のローテーションも、皆さんの支援があって成り立っています。皆さまのご協力に心より感謝です。。
PS.夕方忘れ物をとりにお伺いした際、図書コーナーの方から本を脇に抱えて走ってきた子を見かけました。
とっても嬉しくなりました^^