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みんとしょスクール開催します

11月25日に群馬県前橋市で行われる
「ぐんまボランティアフォーラム2012」にて、
基調講演、およびパネルディスカッションを
させていただく事になりました。

私の講演はさておき、、、
分科会には、興味のありそうなタイトルが
並んでいます。
お時間のある方はぜひお越しください!

私たち「みんなのとしょかん」プロジェクトは、
発足以来、本当に多くの方に支えられて、
今も活動を継続することが出来ています。
本当にありがたい事です。。

しかし、震災から一年半以上が過ぎた今、
被災地と、
被災地を支援している団体の多くは
さまざまな問題を抱えています。

助成金の打ち切り、
支援の先細り、
被災地の経済活動の停滞、
、、、
数えればきりがありません。

先日も、
とある団体からご相談を受けました。
「支援の継続が難しくなってきたので相談に乗ってほしい」

しかし、その団体から話を聞くと、
出てくるのは愚痴ばかり、、
「誰も活動を見てくれない」
「みんな被災地を忘れかけている」
「大きい団体ばかり、資金が集まる」
。。。

正直、私はこの手の話が苦手です。

もちろん、資金が先細っているのも、
助成金が打ち切りになるのも、すべて事実です。

ただ、そうなるのは時期が経てば至極当然の話です。
そうなるのが分かっていながら、
どんな対策を取って来たのですか?
と問うと、
「考えていなかった」
との答え。

確かにテレビや新聞などのメディアでは、
被災地を取り上げる内容は激減しています。
でも、その間に私たち支援団体は、
情報発信に対して、
どんな努力をしてきたのでしょうか?
ホームページもSNSも、さまざまな情報発信の手段がある中で、
どのような情報発信を心がけ、
どのように力を注いできたのでしょうか?

「そんな暇はなかった」
という団体は多くいます。
でも、今までの活動は多くの方の支えによって
成り立っているにもかかわらず、
その情報や効果を、
お世話になっている方々や、
被災地を見ることが出来ない方々に対し、
伝えることが出来ない団体に支援を継続する方はいるのでしょうか?

もちろん自分たちの団体が全てできている、
という事ではありません。
でも、いま被災地を取り巻く環境が悪くなっているのであれば、
少なくとも私たちにも、
その責任の一端があるという事を忘れてはならないと思います。

誰も忘れたわけではないと思います。。
被災地への興味が薄れたのではなく、
被災地からの情報の発信が薄れているため、
関心が薄れているのです。

だからこそ、
私たち、支援を継続している団体は、
今一度、自分たちの立ち位置を確認し、
今から出来ることを
今だから出来ることを、
みんなで考えていく必要があると思います。

そんな中、
少しでも、みんなで今後を考え、
学び、話し合える場所を作りたいと思い、
自戒も込めて、
このたび東北と東京で
講座を開催することになりました。
定員は20名程度の小規模講座です。
講座内容としては、
・今後の支援団体の運営方法を考える
(被災地では、地域住民による団体の立ち上げ方)
・情報発信の大切さ
・ファンドレイジングについて
・支援してくれた方への感謝の伝え方
などを予定しています。

各講座は、それぞれの分野の専門家を
お招きし、講座終了後は、意見交換会なども
開催したいと考えています。
今年の冬~来春にかけて開催します。
皆さまの中で
「こんな講座を開催してほしい」
といったリクエストがありましたら、
是非教えてください。

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