今日は、図書館の設置を支援して頂ける方々とお会いさせて頂く為に都内および横浜へ伺いました。少しずつ拡がりを見せる「みんなのとしょかん」プロジェクトですが、仮設図書館の設置に際しては多くの労力、費用がかかります。今後のさらなる設置と、維持管理のためには多くの方のご支援が不可欠です。
午後に天台宗の「一隅を照らす運動」の総本部長をされている福恵様とお会いさせて頂き、図書館設置に関する活動の内容をお話させて頂きました。大変お忙しい中にもかかわらず、お話を聞いて頂き、支援を検討して頂けるとの事。本当にありがたい事です。ご紹介いただいた地元の天台宗正善寺の源田様には大変感謝です。
その後、電話ではありますが「本に元気を込めて送ろう!!プロジェクト」と題し、本とともにメッセージを添えて被災地へ届けるプロジェクトを展開しているフルライン㈱様とお話をさせて頂きました。書籍支援だけでなく、物流や書籍管理のためのスペース確保など、様々な形の支援を検討して頂けるとの事、大変有り難い限りです。来週お会いさせて頂きます。繋いで頂いたのはキッズ部門を担当してくれている梶谷さんです。本当にありがとうございます!
※本に元気を込めて送ろう!!プロジェクト
http://social-bridge.jp/hon-genki/
夕方には本牧へ移動し、仮設図書館の建物となるコンテナの下見へ。こちらは以前より当プロジェクトに積極的な支援をして頂いている、横浜市青葉区の徳恩寺様のご紹介です。忙しい中日程を調整して頂きました。
基本的に避難所は、生活スペースがほとんどであり、余剰スペースがない場合も多いのでその場合はこのようなコンテナを避難所の隣地に設置します。コンテナのサイズは約6m×2.4m。重さは2.3t。ユニックという、クレーン付きの車で運び、設置できるギリギリの大きさです。これをベースにドアや窓、エアコン等を付けて図書館の建物にします。
正直なところ安くはありません。陸送費も相当かかります。しかし、長く使って頂ける図書館、というものを考慮すると必要であるのも事実です。こちらの支援を検討して頂いている徳恩寺様。本当に感謝をしてもしきれません。本当にありがとうございます。
そんな徳恩寺のご住職である鹿野様が自身の車に目一杯皆様から集めた書籍を積んで持って来てくれました。私の自家用車には全て収まりきらないくらいの量です。
写真では分かりづらいですが、全て「小学校低学年向け」など年齢ごとに仕分けをして頂き、帯も全て外して持参してくれました。こういう心遣いは本当に心に沁みます。
多くの方の支援のお気持ちを無駄にしないよう、ひとつでも多くの図書館を設置できるよう努力したいとあらためて感じた一日でした。皆様、本当にありがとうございます。