今日は、佐野市立野上小学校へ。
以前もご紹介しましたが、こちらの学校は、
3月19日の卒業式をもって、廃校となります。
到着した時には、20名近い児童たちが一緒に校庭で遊んでいました。
こちらの全校生徒は22名ですので、ほとんどの生徒が一緒に遊んでいる
事になります。
小さい学校ならではの仲の良さですね。
今回はこちらの図書室にある本のうち、状態の良い本を
「みんなのとしょかん」の蔵書としてお預かりさせて頂くことになりました。
今回の本を預かる際に必要となる、
箱詰め、仕分けや、ラベル貼りなどを行うため、
佐野市社会福祉協議会さん、学校関係者やPTAの皆さま、
ボランティアさんなど多くの方に加え、
卒業される6年生の皆さんも一緒になって手伝って頂きました。
本はとてもきれいな状態のものが多く、
子ども達、職員の皆さんがとても丁寧に扱ってくれていたことが
良く分かります。
約2時間ほどの作業の後、
約1500冊もの本をお預かりさせて頂きました。
ここに通っていた子どもたちは、
4月より、新しい場所での生活がはじまります。
ここにあった本は、そんな子どもたちより一足早く、
3月10日に新しい場所に移ります。
3月19日の卒業式の際には、
頂いた本が、新しい場所でどのように活かされるのか、、
どれほど喜ばれたのか、、
新しい場所に移る子どもたちにしっかりと伝えたいと思います。
川端さん昨日は本当にありがとうございました。
本を通じて思いと思いをつなげる活動は素晴らしいと思います。
学校がなくなるという大きな流れには抗えませんが、学校を愛する児童や地域のみなさんの思いはつながりました。
私も本を整理しながら「さびしいけど、うれしい」という気持ちになりました。
みんなのとしょかんさんに心から感謝。